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【社長ブログ Vol.12】「実際どう施工するの?エコジオ工法 現場レポート」

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こんにちは。サキタ技研 株式会社の﨑田英介です。
前回のVol.11では、エコジオ工法の特徴や、他工法との違いについてお話ししました。
今回はその実例として、私たちが県内で施工した集合住宅新築の地盤改良工事についてご紹介します。

―集合住宅の新築現場での施工
今回ご紹介するのは、住宅密集地に新築される木造2階建ての集合住宅です。
基礎は「べた基礎」、設計荷重は20kN/㎡、延べ床面積は約160㎡という案件でした。
地盤調査の結果、表層にやや柔らかい地盤が確認され、
環境負荷が少なく、施工性に優れたエコジオZERO工法を選定しました。

―1日で完了した、効率的な地盤改良工事
施工は朝8時に現場入り。事前にマーキングを行い、Φ320mm・L=1.25mの砕石杭を52本施工しました。
現場の体制は以下の通りです:

  • 改良機オペレーター:1名
  • バックホウオペレーター:1名
  • 砕石運搬・手元作業員:1名

合計3名での施工体制となりました。
重機は改良機とバックホウ各1台体制で、段取りよく作業が進みました。

―現場負担が少ないエコジオ工法の魅力
今回の現場では、施工当日のGL(グラウンドレベル)高さの打合せが不要でした。
また、仮設水道・仮設電気の準備も不要。これにより、建築会社の現場代理人の方の負担を大幅に軽減できました。
施工中は以下の点を重点管理:

  • 設計深度までの確実な施工
  • 1本ごとのトルクと層厚の管理
  • 砕石量の調整と均等な転圧

こうした品質管理を徹底したうえで、当日16時には全ての施工が完了
エコジオ工法はシンプルな機械構成ながら、効率よく確実に施工できる強みがあります。

―選ばれた理由と現場での実感
今回の現場では、以下の点が評価されてエコジオが採用されました:

  • 施工時の騒音・振動が少ない(住宅密集地に最適)
  • 産業廃棄物が出ないため、処理費用も抑えられる
  • 仮設不要・打合せも簡略化できるため、建築側の負担が少ない
  • 将来の建て替え・売却時も土地が“汚れていない”状態を維持できる

実際に現場を担当していても、
「静かで早くて、環境にもいい」この工法は、今の時代に合った選択肢だと実感しています。

―まとめ
現場で実際に施工してみると、エコジオ工法のメリットは言葉以上に伝わってきます。
環境への配慮施工の早さ現場の負担軽減までカバーできるこの工法を、
これからも積極的にご提案していきたいと思います。
次回のVol.13では、
 **「エコジオ工法のコストや施工スピードについて」**さらに踏み込んだお話をしたいと思います。
ぜひご覧ください。

サキタ技研 株式会社
代表取締役 﨑田 英介

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