【社長ブログ Vol.11】「エコジオ工法とは?“選ばれる理由”と他工法とのちがい」

こんにちは。サキタ技研 株式会社の﨑田英介です。
前回のVol.10では、「なぜ地盤改良が必要なのか?」というテーマでお話ししました。
今回はその続きとして、私たちが採用している**「エコジオ工法」**について、
その仕組みと、一般的な他工法との“ちがい”をわかりやすくご紹介します。
―エコジオ工法とは?
エコジオ工法は、自然素材である砕石(さいせき)を使った地盤改良工法です。
大きな特徴は以下の通りです:
- セメントなどの固化材を使わない非固化工法
- 施工時に産業廃棄物が出ない
- 土壌汚染のリスクが少ない
- 将来、撤去しやすく土地の再利用性が高い
つまり、「環境にやさしい」だけでなく、長期的に見て負担が少ない工法だということです。
私たちサキタ技研では、こうした“未来にやさしい地盤改良”を大切にしています。
―他の地盤改良工法とのちがい
もちろん、他にも優れた地盤改良工法はたくさんあります。
たとえば、
- セメント系の柱状改良工法は、粘性土に強く、幅広い実績があります。
- 鋼管杭工法は、支持層が深くても施工可能で、高支持力が必要な現場に向いています。
それぞれに合った使い方があり、私たちも現場ごとに判断して工法を選定しています。
その中でエコジオ工法は、次のような現場に特に適しています:
- 将来、土地の売却や建て替えの可能性がある
- 近隣への振動・騒音が気になる
- 環境配慮や脱炭素を意識したい
- 産廃処理コストを抑えたい
つまり、“地盤改良にプラスαを求める現場”に、エコジオは強いということです。
―まとめ
地盤改良工事には、それぞれの現場に合った工法選定が大切です。
サキタ技研では、お施主様や建築会社様のご希望に合わせて、最適な方法をご提案することを心がけています。
次回のVol.12では、実際に施工した現場の様子をお届けします。
エコジオ工法のリアルな施工現場レポートをぜひお楽しみに。
サキタ技研 株式会社
代表取締役 﨑田 英介