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【社長ブログ Vol.99】言語化と安全管理 〜「なぜ」ではなく「どうしたら」〜

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言葉にするのは簡単なようで、とても難しいことです。
理解しているつもりでも、相手に伝わらなければ意味がありません。

先月のマルエス安全会議では「埋設管破損の危険」を学びました。
しかしその月末、ある施設の敷地内で、目視できていた水道管を破損させてしまいました。

学んだばかりなのに、やってしまった。
この現実を前に考えるべきは、「なぜそうなったか」だけではありません。
なぜを考えると、
• そこに電柱を建てる設計だったから
• 水道管が埋設されていたから
• 誘導が悪かったから
• コミュニケーションが悪かったから

…と、どうしてもマイナスな発想や人任せの結論になってしまいます。
これでは対策にはなりません。

大切なのは、「どうしたら防げたか」 を言語化することです。
• 誘導者を配置していれば防げた
• 合図を決めて誘導していれば防げた
• 埋設管を破損させた時の損害を理解していれば防げた

こうして「防げたはずの行動」を具体的に言葉にすれば、次につながります。
言語化とは、責任を追及するためではなく、未来の行動をつくるためにある。

安全管理も同じです。
「なぜ」より「どうしたら」。
この観点を忘れずに、マルエスの学びを確実に現場の行動へと変えていきたいと思います。

サキタ技研 株式会社
代表取締役 﨑田英介

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