徳永建設株式会社(長崎県諫早市)
地中に産業廃棄物を残すことは今後必ず問題になる!
エコジオ工法は、他社との差別化ツールとして大いに活用メリットとなる工法です。
以前は地盤が悪かった場合は、自分たちでセメントを混ぜて地盤改良を行っていましたが、「本当にこれで大丈夫なのか?」「しっかり固まっているか?」という心配がどこかにありました。そうこうしていると、瑕疵担保責任履行法や地盤の保証制度が標準化されだして、保証を掛けるために別の地盤会社さんの他工法(セメント系)を採用していました。しかし、固化する前に基礎の掘削をすると改良杭が折れてしまう可能性がある。逆に養生期間をしっかりとると工期がずれ込み、「カチカチ」に固まると重機でレベル調整ができなくなる。
そういった課題があったので、「いい工法はないかな?」とずっと模索していました。
﨑田専務とは以前からお付き合いをさせていただいていました。私が﨑田専務に、「サキタ技研さんは建柱車があるんだから地盤改良をやったらどう!」と勧めたぐらいですからね(笑)
それで、サキタ技研さんが地盤改良を始めて、このエコジオ工法の話を持ってきてくれたんですよ。だから結果的にエコジオ工法を知るきっかけは「私ですね」(笑)
エコジオ工法はセメントを入れないから、地盤の中も地盤の周りも汚さないところかな。
他工法の場合は残土が発生しても現場に置きっぱなしで、それを処分する為だけに当社が重機とダンプを搬入しなければならないし、残土にセメントが混じっていると産廃として搬出しなければいけないという問題もありました。しかし、エコジオ工法では残土がほとんど発生しないし当然セメントも混じらない。それに、狭小地でも施工ができるいう点もエコジオ工法選定の理由です。
躊躇は全くなかったですよ。信頼している﨑田専務が提案してくれた工法ですし、サキタ技研さんが投資をして代理店になった工法なので変な工法ではないと最初から安心していました。
それに、三重大学と共同開発と聞いていたのでその点も安心材料の一つですね!
1. 杭頭処理が不要
エコジオ工法は砕石なので施工後の杭頭処理が不要なところです。
2. 経済設計が可能
支持層が深い場合に経済設計できるところです。それに、施工速度も他工法より早いのでその分価格を抑えることが可能なんですね。
3. 砕石工法なので産業廃棄物が発生しない
セメント改良の場合、改良体自体はもちろんですが、残土処理土に含まれているだけでも産廃になります。でも、エコジオ工法は天然砕石なので産廃処理をしなくても良いところもいいですね。
他には、養生期間がいらないところであったり、水が不要という点も助かっています。水道が必要な工法は水道が準備できるまで施工ができないから着工がずれ込んで困っていたんだよね(汗)
とにかく、全部いい!最高の機械を開発しましたね。(笑)
実際にエコジオ工法で施工した現場での話ですが、施工中に近隣の方が見に来られて、「鋼管杭より丈夫そうだね!」とおっしゃっていました。鋼管杭は直径が100㎜ぐらいでエコジオ工法は直径が320㎜~420㎜で鋼管杭より大きいでしょ。お施主様の中にもそのように思われる方が多いと思います。
もう一点、同じ現場ですが、その現場は盛土もしていて横の川底から考えると7m程度の地盤改良が必要だと思っていたんですが、2m~3ⅿの杭長で地盤保証を掛けることができたので助かりました。
今のエコジオ工法は、新規盛土地や傾斜地では、使用ができない現場があると伺っていますが、適用範囲をもっと広げてほしいと思います。エコジオ工法は本当に素晴らしい工法なのでもっと広範囲で採用したいんですよね。
是非ご検討をお願いしますね。
最後に、松坂牛を一頭お願いします(笑)
「あたたかみが感じられる仕事にこだわった家づくり」をコンセプトに「きもちの良い木の家」を提供されています。
あたたかみ、きもち良さを追求するために機械や組立式ではなく、職人の手によってつくることを大切に考えると共に、お客様に快適で長く暮らしていただくために、長期優良住宅、低炭素住宅、ZEH、省令準耐火構造など、新しい技術、工法にも取り組まれています。
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