【社長ブログ Vol.166】エコジオ工法と、向き合い続けるということ
最近、地盤改良の打合せの中で、
「エコジオ工法」という選択肢が
話題に上がることが増えてきました。
まだまだ知られていない工法ですし、
説明が十分に伝わっていないと感じる場面もあります。
それでも、少しずつ関心を持ってもらえていることは、
正直うれしく思っています。
エコジオ工法は、砕石を用いた地盤改良工法の一つで
・セメントを使用しない
・将来的に撤去が不要
・土地の価値を下げにくい
・施工が比較的早い
といった特長があります。
こうした点が評価され、
住宅の地盤改良だけでなく、
公共工事でも採用されている工法です。
一方で、採用について悩まれている自治体があるのも事実です。
私たちとしては、一つの選択肢として
柔軟に検討していただける環境が
少しずつ広がっていけばいいなと感じています。
どんな工法にも向き・不向きがあります。
エコジオ工法が合う地盤もあれば、
別の工法を選んだ方がよい現場もあります。
私たちは、工法ありきで話を進めるのではなく
地盤調査の結果をもとに、
「この現場には何が一番合っているのか」
を考えることを大切にしています。
設計から施工まで関わる中で、
迷うこともありますし、簡単に答えが出ない現場もあります。
それでも、一つ一つの現場に向き合いながら、
最適解を探し続けるしかないと思っています。
エコジオ工法も、その選択肢の一つに過ぎません。
これからも、地盤と真剣に向き合いながら、
この工法と丁寧に付き合っていきます。
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サキタ技研 株式会社
代表取締役 﨑田英介