【社長ブログ Vol.138】20歳で初めて昇った電柱、そして今の海へ
20歳のとき、長崎で初めて電柱に昇った。
春の澄んだ空の下、足元には街並み、目の前には穏やかな長崎湾の海が広がっていた。
あの瞬間、胸が熱くなったのを今でも覚えている。
「この仕事を一生続けたい」――そう思えた原点だ。
あれから二十年以上が経ち、
今のサキタ技研株式会社 本社(諫早市松里町)からも、
晴れた日には、国道251号線沿いから見える海の景色も最高だ。
有喜(うき)や飯盛(いいもり)の海が静かに光り、
仕事の合間にふと見惚れてしまうことがある。
あの頃と同じように、海の見える町で働いている。
場所は変わっても、感じるものは変わらない。
電気工事や建柱工事という仕事は、
街の未来を支え、光を届ける誇りある仕事。
あの時の感動が、今のサキタ技研の原点になっている。
これからも、長崎の海のように澄んだ心で、
安全で、美しく、誇れる仕事を続けていきたい。
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サキタ技研 株式会社
代表取締役 﨑田 英介