【社長ブログ Vol.51】「一体感」を目指すな。本当の目的を見失うな。

サッカー日本代表の元監督・岡田武史さんの話で、心に残っている言葉があります。
「強いチームには“一体感”がある。分析すると、間違いなくそういう結果になる。」
でも岡田さんはこう続けています。
「だからといって、“一体感のあるチームを作ろう”というのは本質的に間違い。
一体感は“結果”であって、目的にしてはいけない。」
この言葉、私は建設業を経営する立場として、本当にその通りだと感じます。
サキタ技研には、「社員の幸せ」「家族の幸せ」という理念があります。
でもそれは、会社がお客様のため、社会のために機能した結果として得られるものです。
私たちは、長崎県内を中心に
- 電気工事(外線工事・内線工事)
- 建柱工事
- 地盤改良工事(エコジオ工法)
- 地盤調査(SWS試験)
など、地域の暮らしを支える仕事に日々取り組んでいます。
つまり、私たちの本当の目的は「誰かの役に立つこと」。
それを忘れてしまった瞬間、チームはどれだけ仲が良くてもバラバラになります。
岡田さんが言っていた
「共通の目的と、苦労の共有が、一体感を生む。」
この言葉の通り、“目的の共有”がまず先。
そしてその目的に向かって、汗をかいて、知恵を出して、時には悔しい思いをして。
その積み重ねが、自然と“強いチーム”をつくっていくんだと思います。
そして、ここにも同じことが言えます。
サキタ技研では、資格取得にも前向きに挑戦してほしいと思っています。
特定の資格に一発で合格すると、一時金(報奨金)を支給する制度もあります。
でも、それが“目的”ではありません。
資格は報奨金のために取るものではなく、社会に貢献できる技術者になるための手段です。
資格を取るのはゴールではなく、
それを活かして「誰かのために働ける」ことが、本当の価値だと思っています。
これからもサキタ技研は、
長崎の電気工事・外線工事・建柱工事、地盤改良工事・地盤調査を通して、
お客様と社会の役に立つ仕事を、誠実に積み重ねていきます。
その先に、社員の幸せ、家族の笑顔、会社の成長、
そして“本物の一体感”が生まれると、私は信じています。
サキタ技研 株式会社
代表取締役 﨑田 英介