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【社長ブログ Vol.50】6月のマルエス ― 熱中症から命を守る、安全文化の定着へ

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こんにちは。サキタ技研の﨑田です。

サキタ技研では、**毎月第2水曜日を「マルエスの日」**とし、
現場の安全を定期的に見直す時間を大切にしています。

「マルエス(◯S)」とは、私たちが大切にしている**“安全文化=セーフティカルチャー”**を育てるための、月に一度の安全会議です。
この名称には、次のような意味が込められています。
• 「◯(ゼロ)」= ゼロ災害・ゼロ事故の決意
• 「S」= Safety(安全)、Sakita(サキタ技研)、Smart(スマート)
• 「安全を丸ごと守る」という意識を、サキタ技研の文化にする

ただ安全対策を「やっている」だけでは意味がありません。
全員が自然と安全に動ける状態をつくること。
それが、サキタ技研のマルエス(◯S)のあり方です。

熱中症予防指導講習を受けて、6月のマルエスを実施

6月13日、社員1名が「熱中症予防指導員・管理者研修」を受講しました。
この講習の内容を社内全体でしっかり共有するため、通常第2水曜日に行うマルエスを第3水曜日に振替えて実施しました。

テーマは、「建設現場における熱中症対策の徹底」。
長崎でも梅雨明けが近づき、現場の熱中症リスクが高まるこの時期に最も必要なテーマです。

現場で実施した具体的な対策

【事前の予防対策】
• 塩分チャージタブレットを全員に配布し、常時携帯を徹底
• 冷凍庫を導入し、現場用の氷を毎日ストック
• クーラーボックスを3台購入、毎朝冷たい飲料と氷を詰めて現場へ
• 水、OS-1、スポーツドリンクなどを箱単位で購入し、十分な在庫を確保

これらは、7月以降の猛暑にも対応できる体制として運用を開始しています。

【万が一の対応フロー】
• 熱中症の初期症状を全員が把握できるよう再確認
• 涼しい場所への移動、冷却、水分補給といった応急処置の基本を共有
• 社内の緊急連絡体制を再点検し、迷わず行動できるよう整備

安全対策は「用意したら終わり」ではない

建設現場において、熱中症は深刻な労災リスクです。
特に外作業や高所作業が多い当社では、準備の質が命を守る鍵になります。

安全対策は、ただ「やってます」と言うだけでは守れません。
社員一人ひとりが迷わず動けるようにすること。
それが本当の意味で“安全ができている状態”だと考えています。

だからこそ、対策も体制も習慣になるまで、繰り返し確認していくことが大事なのです。

■ サキタ技研の取り組み

サキタ技研は、長崎県内で地盤改良工事・建柱工事・電気工事などを行っている建設会社です。
「マルエス(◯S)」を通じて、社員が自然と安全に動ける環境づくりを進めています。

これから夏本番。
何よりも大切なのは、無事に一日を終えること。
そのために、私たちはこれからも備えを怠らず、現場を守り続けていきます。

サキタ技研 株式会社
代表取締役 﨑田 英介

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