【社長ブログ Vol.37】「雑草と危険は、放っておくと大きくなる」

会社の玄関前に植えたジューンベリーの木。
冬の寒い時期に植えたあの木が、春の訪れとともに元気に葉を広げ、
今では赤くて可愛らしい実がぽつぽつとついてきました。
毎朝目にするたび、「季節はちゃんと進んでるなぁ」と感じます。
でもふと足元を見ると、小さな雑草がちらほら。
まだ“ぼうぼう”というほどではありませんが、放っておくとあっという間に広がってしまいます。
だから、私が気づいたときにこまめに手で摘み取るようにしています。
…これって、現場の危険とそっくりだと思うんです。
「まぁ大丈夫やろう」
「今はまだ小さいし」
そんな“見て見ぬふり”を続けていると、小さな芽はやがて大きなトラブルに変わります。
たとえば、長崎の建柱工事や長崎の電気工事の現場では、
ほんの少しのズレや油断が、のちに大きな事故や不具合につながる可能性もあります。
また、私たちが力を入れている**長崎の地盤調査(SWS試験)**や、
エコジオ工法を用いた地盤改良工事でも、
「違和感」を感じ取る力が非常に大切です。
現場も、社員育成も同じ。
小さな異変に気づけるかどうかが、安全と信頼の分かれ道です。
最近では、電気工事士やバックホウのオペレーターを目指す若手も増えてきました。
資格取得を支援しながら、社員一人ひとりが“気づきの力”を磨けるような会社にしていきたい。
私たちサキタ技研は、日々の業務の中で“雑草を摘むように”
小さなサインに気づき、声をかけ、改善を続けていく。
そんな当たり前の積み重ねを、これからも大切にしていきます。
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サキタ技研 株式会社
代表取締役 﨑田 英介