【社長ブログ Vol.22】資格に合格したことより、大事なことがある。〜池ほのちゃん、強みを生かした見事な合格〜

サキタ技研の池ほのちゃんが、
「2級建設業経理士」の資格に見事一発合格しました!
これは、社内にとっても大きなニュース。
社長として、もう誇らしくて仕方がない。
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【入社前から「会社に貢献したい」と準備していた】
実はこの資格、私から“できれば取ってきてほしい”とお願いしたものです。
まだ入社前でしたが、私は彼女にこう伝えました。
「もしできれば、入社前に挑戦してくれたらうれしい」
すると池ほのちゃんは、「やってみます!」とすぐに答えてくれた。
その姿勢だけでもう、社長としては本当にうれしかったです。
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【なぜ資格を勧めたのか】
じつは彼女、私の母校・諫早商業高校 商業科の後輩なんです。
だから私は、こう思っていました。
「諫商の生徒なら、絶対できるはずだ」
地元の学校で、しっかりと学び、
礼儀や継続力も身につけてきた子たちです。
その力を、今ここで活かしてほしい――そう思って資格取得を後押ししました。
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【田中先生との“ご縁”】
そしてもうひとつ感動したことがあります。
池ほのちゃんの勉強を、母校で全面的にサポートしてくださったのが田中先生。
私は正直、直接は存じ上げていなかったのですが、あとで聞いたところ、
なんとその先生――私と同じく諫商サッカー部出身の大先輩だったのです。
こういうご縁に、心から感謝しています。
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【資格に合格=強みを得た、ではない】
ドラッカーの言葉に、こんな考え方があります。
「強みとは、努力して得たものではない。もともと持っている資質を活かしたときに、力になる。」
だから私は、池ほのちゃんが資格に合格したこと自体を“強み”だとは思っていません。
本当の強みは、その過程にある。
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【卒業しても、制服を着て母校に通った姿勢】
池ほのちゃんは、高校を卒業しても、制服を着て母校に通い、試験勉強を続けました。
自分から恥ずかしがることもなく、真っ直ぐに。
それって、すごくないですか?
小学生から高校卒業まで無遅刻無欠席という事実も含めて、
私はこう思っています。
「今回の合格は、“新しい強みを得た”わけじゃない。
彼女がもともと持っていた強みを、見事に発揮した結果なんだ。」
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【会社としての評価と想い】
資格合格には社内で報奨があります。
でもそれは、金額の大小じゃなく「挑戦したこと」「強みを活かしたこと」への評価です。
「ちゃんとやった人には、ちゃんと応える」
サキタ技研は、そんな会社でありたいと思っています。
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【最後に】
池ほのちゃん、本当におめでとう。
そして、田中先生をはじめ、ご指導いただいた諫早商業高校の皆さまにも感謝申し上げます。
これからも、持ち前の**“真面目さ”と“継続力”という強み**を生かして、
サキタ技研で輝いてくれると信じています。
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サキタ技研 株式会社
代表取締役 﨑田 英介