【社長ブログ Vol.72】“利他主義”でつながるチームは、強い。

前回のVol.71では、
「自分の強みに気づくこと」が成長の第一歩だとお伝えしました。
今回のVol.72では、その“気づき”の先にある――
**「利他主義」**という考え方について、お話ししたいと思います。
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利他主義とは、
「自分のため」ではなく、「誰かのため」に動ける姿勢のこと。
一見、立派すぎて現場にはそぐわない…と思うかもしれません。
でも、少人数で動くことが多い私たちのような建設会社にとって、
この“利他の心”こそが、現場をスムーズに動かすカギになると感じています。
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たとえば――
• 資材を運んでいる仲間に、自然と声をかけられるか
• 誰かのミスを、自分ごととしてカバーできるか
• 自分の仕事を終えても、「他に何かできることはあるか」と考えられるか
こうした行動には、強さと優しさの両方が宿っていると思います。
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サキタ技研では、長崎県内を中心に、電気工事や地盤改良工事を行っています。
現場では、電気工事士や施工管理技士、建設ディレクターなど、
さまざまな役割の社員が連携しながら作業を進めています。
そんな現場において、
“自分だけ良ければいい”という考えは一切通用しません。
むしろ、「自分の得意なことで誰かを助ける」ことでこそ、
一人ひとりの強みが活きてくると私は感じています。
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強いチームには、共通する空気があります。
それは、「お互いに支え合おう」という雰囲気。
そこには上下関係ではなく、信頼とリスペクトがあります。
“利他主義”とは、甘さではなく“覚悟”の表れ。
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自分の強みを活かしながら、仲間のためにも動ける。
そんな人たちが集まったとき、
組織は“ただの集団”ではなく、“本物のチーム”になります。
サキタ技研は、これからもそんな“強いチーム”を本気で目指していきます。
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サキタ技研 株式会社
代表取締役 﨑田 英介