【社長ブログ Vol.53】女性が定着できる建設会社を、本気でつくる

前回のブログでは、女性が活躍できる建設会社を目指すという話を書きました。
池ほのちゃんの成長、大村工業高校の女子生徒さんの姿――
そのどれもが、これからの建設業に必要なヒントだと感じています。
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■ 働きやすいだけでは、続かない
よく「働きやすい会社を目指しています」と言います。
でも、本当に大事なのは、“働きやすい”だけでなく、“働き続けたい”と思える会社かどうか。
空調服や制服、福利厚生、休暇制度――もちろんそれも大事。
でも、もっと大切なのは、
• 自分の役割があること
• 認められている実感があること
• 必要とされていると感じられること
そういった日々の“空気”や“関係性”が、定着につながると私は思っています。
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■ 女性が安心して長く働ける職場とは
サキタ技研では、これまであまり意識されてこなかったことにも、しっかり向き合っていきたいと考えています。
• 女性特有の体調不良に対する理解と配慮
• 家庭や子育てに合わせた柔軟な働き方
• トイレや更衣スペースの環境づくり
社屋は新築で設備も整っていますが、課題は現場の方です。
仮設トイレや更衣スペースなど、どうしても限界のある場所もあります。
でも、「女性が来たら考える」ではなく、
最初から誰が来ても大丈夫な現場にしたい。
そう思って、今のうちからできることを一つずつ整えていくつもりです。
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■ 定着して、キャリアを積んでいける場所へ
資格を取って終わりじゃない。
結婚しても、子育てしても、ずっとここで働き続けられる会社。
池ほのちゃんが、いつか後輩に
「私も最初は不安だったけど、大丈夫だったよ」と言える日が来るように。
その土台を、今いる私たちがつくっていく必要があると思っています。
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サキタ技研は、女性が定着できる建設会社を本気で目指していきます。
そしてそれは、会社の未来だけでなく、建設業界全体の未来にもつながっていくと信じています。
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サキタ技研 株式会社
代表取締役 﨑田 英介