【メルマガ-vol.19-】エコジオ工法の液状化対策について
こんにちは、サキタ技研です。
暑い日々が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
お盆も過ぎ去り、あっという間に夏が終わることを感じている今日この頃です。
夏の最終盤、熱中症に気をつけて過ごしていきましょう!
さて、今月もより多くの方にエコジオ工法について知っていただくため、メルマガをお届けさせていただきます。
ぜひ読み進めていただけますと、とてもうれしく思います。
■エコジオ工法の液状化対策について
エコジオ工法とは、地盤改良技術のひとつです。
2007年から三重大学とエコジオ工法協会の共同研究事業に取り組み、既存工法にない新たな視点として開発された地球にお財布にやさしい地盤改良技術です。
今回のメルマガでは、「エコジオ工法の液状化対策について」お伝えしていきます。
エコジオ工法は、間隙水圧消散の効果を利用して液状化対策に利用することができますが、液状化対策用の調査・設計を行うことが必要です。
エコジオ工法で液状化対策の設計・施工を行う場合は、国立研究法人土木研究所(旧建設省土木研究所)が発行している「液状化対策工法設計・施工マニュアル(案)」に基づいて設計・施工を行います。
設計・施工・管理における主な項目をお伝えしていきます。
1.設計方法
従来のグラベルドレーン工法と同様に、ドレーン工法として設計します。「ケーシングオーガ」での施工が規定されています。
2.施工方法
★自然材料を用いる場合
柱状のグラベルドレーンはケーシングオーガ方式で施工します。
(写真の出典 エコジオ協会HPより)
3.施工管理・品質管理
液状化対策工法 設計・施工マニュアルでは、施工管理と品質管理(388ページ抜粋)では、以下のように定められています。
★自然材料を用いる場合
グラベルドレーンは、その性能上、所定の断面積を有する連続したパイルが必要です。
(写真の出典 エコジオ協会HPより)
上記の内容からエコジオ工法は、液状化抑制効果が期待できます。
エコジオ工法は丁寧な強度検証も行って改良された技術として、(財)日本建築総合試験所の「建築技術性能証明」の取得や、「国土交通省新技術情報提供システムNETIS」に登録されており、公共工事(住宅)に採択されており、安全性能にも自信を持っておすすめさせていただいております。
次回は、「エコジオ工法の施工実績について」をお話しさせていただこうと思います。
月に一回程度のペースでゆるやかな配信を予定しております。ぜひ、お楽しみにしていてください♪♪
なお、エコジオ工法についてもっと詳しく知りたい!と、ご興味をお持ちいただけましたら、下記ボタンから資料をダウンロードいただくことができます。
その他、ご質問・お困りごとなどがございましたら、いつでもお気軽にお問合せくださいませ。
引き続き、よろしくお願い申し上げます。
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